「プログラマって気になるけど、自分は文系だから難しいんだろな…」
「プログラマの人ってみんな理系で情報処理専攻の人とかなんでしょ?」
そんな風に考えていませんか?
もしそうならそれは間違いです。文系でも余裕でプログラマにもSEにもなれます。
事実として現役のプログラマやSEの約30%は文系出身です。
ただ、イメージとしてプログラミングは数式や理論的な処理などがある為、文系では難しいと思われがちです。
この記事では文系プログラマと理系プログラマの違いやメリットなどを記載していきます。
意外に知らなかった文系プログラマの優位性なども見つかると思います。
ご興味ある方は是非最後まで閲覧頂けたら幸いです。
私の実績については、10年以上IT業界で働き続けて、プログラマ、SEとしてももちろんIT営業として様々な人のスキルシートや人物確認も行ってきました。
※詳細についてはプロフィールに記載しています。
文系プログラマのメリット
プログラムには色々な言語があります。JavaやPython,Ruby,JavaScriptなどなど作成するシステムに合わせて適した言語が存在します。
ただ、どれもやはり”言語”なのでパソコンとコミュニケーションを取るツールでしかありません。
正しい指示を出し、意図した通りにこちらの想いを伝えると言う点では、日本語や英語に似ている部分もあります。
別のメリットとしては、対人のコミュニケーションがあります。
業務システムを作る時は一人だけで作成する事は99%ありません。他の人と会話したり認識合わせをして業務を進めていく必要があります。
しかも口頭だけではありません。SlackやChatWorkといったLINEのようなチャットツールを使い文字でのコミュニケーションも頻繁に行います。
そういった人に意思や思考を伝達すると言うスキルはむしろ文系の人の方が得意かもしれません。
また、業務でプログラムの技術を調べるのにインターネットもよく使いますが、日本語のサイトだけではなく、英語記述された公式のサポートやヘルプデスク情報なども読めると非常に有利になります。
理系プログラマのメリット
プログラミングは数式や論理的思考を良く使います。
特に業務などで詰まったりバグが出た際には、原因の予想や特定を論理的に考え、修正し検証する作業が出てきます。
性質的には数学の問題に近いモノがあるかもしれません。
こういった部分は理系出身者であれば、馴染みやすいでしょう。
また、理系出身者の人の多くは基礎的なパソコンやインターネットの知識を持っている事が多く、そのような基礎知識があればあるだけ、業務上分からない箇所などを調べた時に知識の連携が取れやすくなります。
プログラマ、SEに必要な素養について
文系理系という括りではなく、必要な素養の一部は以下です。
- 論理的思考ができる
- 問題点やトラブルの調査、解決が苦痛ではない
- 人と認識齟齬なくコミュニケーションが取れる
- 自身のスキルアップや自己研鑽が嫌いではない
- ITやパソコンなどの技術情報にアレルギーがない
ざっとですが、この辺りは業務としてプログラムを組む場合は求められる事が多いです。
もちろん全てを満たしていないとプログラマやSEになれない訳ではないですが、自分のスキルとして上記が備わっている優位性が出てきます。
理系が本当に有利なプログラマ、SEのジャンル
ここで記載している理系の意味合いとしては、数学や物理や統計などを大学で専攻または大学院を出ている。論文や研究を出した経験があるレベルの人を指しています。
そのような本当に理数系が得意なプログラマやSEが重宝されるジャンルは、
- 機械学習のシステム構築
- ゲームプログラマ
- データ分析エンジニア
上記の分野については、特に理数系の知識や経験が求められます。
具体的には、機械学習であれば数列。ゲームプログラマであれば物理計算。データ分析であれば統計など、となります。
逆に言えばそういった知識や経験がないと上記ジャンルのエンジニアになるのは難しいです。
ただ、一般的なWebエンジニアやシステムプログラマであれば、文系の方でも十分になる事ができます。
文系でもプログラマを目指したい人へ
上記記載した通り、特定の特化したジャンル以外であれば、文系でも十分にプログラマにもSEにもなる事が出来ます。
現役のプログラマでもSEでも約30%は文系です。大学を出ていないでSEとしてプロジェクトリーダーを行っている人だって数多くいます。
プログラマを目指す上で一番重要なのはITを好きになる事、そして継続してコードを書く事です。
未経験者へ向けてプログラム学習の具体的なステップを記載した記事もありますので、以下にリンクを置いておきます。ご興味ある方は是非閲覧ください。
本記事を閲覧頂いた方で
「プログラミングの学び方をもっと知りたい。」
「プログラマのなり方をもっと具体的に知りたい。」
と思う方が居ましたらお気軽にお問合せフォームやTwitterのDMなどで連絡をください。
確認でき次第私からアドバイス出来る事をお伝えしたいと思います。
最後まで閲覧頂きありがとうございます。
記載の情報が少しでもあなたの役になったなら幸いです。
今後もプログラマ、エンジニアを目指している人のために記事を更新していこうと思いますので、また閲覧頂けたらと思います。
コメント